金沢区の整体 右脚の痛みやしびれ 腰椎椎間板ヘルニアの方の症例

query_builder 2024/10/06

腰椎椎間板ヘルニアと病院で診断された男性の症例①


脚の痛みやしびれを伴った腰椎椎間板ヘルニアで来院しています。

今回で3回目となります。


1回目

視診

右脚を引きづったような歩き方です。


MRI画像では、ヘルニアの箇所は3か所です。

特に腰椎4番と5番が酷い状態です。


検査は、筋力テストから始めました。

大腿四頭筋(-)・大腿二頭筋(-)脛骨筋(-)・足母指伸展(+)・足母指屈曲(-)という結果が出ました。

腰椎4番と5番間のヘルニアの可能性が高いようです。


坐骨神経テスト

右脚(+)

続いて触診です。

腰椎3番/4番の歪みと狭窄

腰椎4番/5番の歪みと拡張

腰椎5番/仙骨1番の狭窄を確認

腰椎は若干の右湾曲の状態です。


腰椎椎間板ヘルニアは腰椎4/5番の右後方の椎間板の膨隆によって脚の痛みやしびれを引き起こしているものと確認が取れました。


先ずは、背中から腰に掛けて筋肉を解します。

続いて腰椎3番/4番の狭窄に対して断続的な牽引を行います。

腰椎4番と5番は拡張しているので、あえて牽引は行いません。(更なる悪化が見られますので)

腰椎5番/仙骨1番間の牽引を加えます。

ここで1回目終了。

検査の確認

坐骨神経テストでは、少し足が上がるようになり施術前の角度では「やや?痛みが和らいだような」感じだという感想でした。

右足母指の筋力テストは少し上がるようになったのと力も入るようになったとの事でした。


2回目

視診

脚を引きづったような歩き方は若干収まってきている様子です。

足の母指筋力テストも若干、力が入っています。

続けて

腰椎3/4番・腰椎5番/仙骨1番に対して牽引を行いました。

1つ気になるところがあるので右の股関節の状態を見ました。

先ずは、股関節の可動域が悪いです。

股関節に対して牽引を試みましたが関節が詰まっています。

これは腰椎椎間板ヘルニアと股関節の合併された痛みと痺れによるものと改めて確認しました。

それと右腓骨近位部の前方への位置が移動していました。

股関節の牽引と可動性の改善を図るためのモビリゼ-ション(多動的運動)と右腓骨のモビリゼ-ションを行います。


3回目

2回目と同様の施術を繰り返します。

しかし、どうも右脚の状態が変なことに気づきました。

それは右脚全体が重いような質感が感じられます。

片手で持ち上げてみることにしました。

やはり左足と比べると持ち上がりません。

はて?

ここは経験値が試されます。

肝臓かな?と。

筋肉もそこまでではないものの質感が明らかに違います。

塊の粘土を持っているようなイメ-ジです。

ずっしりとした重さのある感じといったほうが分かりやすいかと思います。

早速、肝臓のある肋骨から解します。

続いて肝臓そのものにアプロ-チをかけていきます。

すると、右足が軽くなってきました。

お迎えに来た奥様もその歩き方の変化に驚いていた様子でした。


また、次回に施術を続けていきます。









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健康長寿院
カイロプラクティック五十嵐

住所:神奈川県横浜市
金沢区富岡西1-15-2

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