Cervical disc herniation

頸椎椎間板ヘルニア

  • 首が原因!頚椎(けいつい)椎間板ヘルニア

    あなたは、腕にだるさや重さを感じたことは、ありませんか?
    肩が痛い、また腕に痛みやシビレは、ないでしょうか?
    その症状は、頚椎椎間板ヘルニアといって首が原因かもしれません
  • 頸椎について

    頸椎は、7つの骨が関節によって繋がっています。
    頸椎の上には、頭が乗っていて、その重さは成人で概ね3㎏ほどあります。
    その頭を前後左右の筋肉で支えているのです。
    また、頸椎には脊髄神経が通っています。
    脊髄神経は、枝分かれして左右の腕から指先にまで伸びています。
    頸椎には、椎骨動脈や静脈も通っていて脳や手足など身体へと血液。
    ほかリンパ液・脊髄液が循環していることによって身体機能と調節機能を司る重要な部分になります。
  • 頚椎椎間板ヘルニアとは?

    頸椎のゆがみなどで、椎間板が圧迫・変形します。
    やがて、椎間板の一部がはみ出して神経や血管を刺激するので
    痛みやシビレの症状が現れます。
    さらにひどくなると腕の力や握力の低下を招きます。
    それ以上進行すると感覚がマヒすることもあります。
  • 当院の頸椎椎間板ヘルニアの施術法

    リエンダ-ベッドという椎間板ヘルニア専用ベッドを用いて施術を行ないます。
    固くなった背部と首の筋肉を解していきます。
    背筋や肩・首の筋肉を解すことによって、筋肉の動きを得ることで筋力の回復を促します。
    詰って歪んだ頸椎に対して牽引を行ない頸椎の関節と椎間板の動きを改善します。
    時には頸椎の歪みに対してベッドのドロップ機構を用いて関節にじかにアプローチすることもあります。
  • 症状

    ●首・肩のコリなどに強い痛み。

    ●腕から指先への痛み。

    ●腕が重く感じる。

    ●腕や指先がジンジンするシビレ。

    ●腕がギュッと詰まるような痛み。

    ●腕に張るような感覚。

    ●腕に力が入らない。

    ●物が持ちづらいような握力の低下。

    ●腕や指先が冷たくなる。

    ●腕や手に触れても感覚が弱い。

  • 原因

    ●パソコンワークで首を下に向けて作業をしている。

    ●上をよく見ることが多い。

    ●運送関係などの仕事で車を運転している方。

    ●バッグなど荷物を肩に掛けている。

    ●首のコリ・肩こりが以前からある。

    ●喘息など、よく咳をする。

    ●くしゃみをよくする。

    ●首や肩に力が入っていることが多い。

  • 対策

    ○首を反らすような動作を控えましょう。

    ○枕は、頭から肩先まで隙間がないように置きましょう。

    ○首をむやみに回さないこと。

    ○急な首の動きに注意しましょう。

    ○下を向く時間を極力減らすこと。

    ○肩の力を抜きましょう。

    ○冷やさないように気をつけましょう。

    ○痛みが強いときは、運動や体操を控えましょう。

    ○起きるときは、横向きになってからゆっくり起きましょう。

    運動や体操は痛みが和らいできたら、無理せずに体を慣らす感じで少しずつ始めましょう。

  • 頚椎(けいつい)椎間板ヘルニアチェック表

    □肩こりがある。

    □顔を下に向けると首や肩が痛くなる。

    □上を向くと首が痛い。

    □寝違えたことがある。

    □ムチ打ちになったことがある。

    □腕にだるさがあって重い感じがある。

    □指先がシビレている。

    □腕に力が入らない。

    □咳やくしゃみをすると首や肩・腕が痛い。

    □寝ると腕が痛む

    □首の動きが少ない。

    □首を動かすと腕に痛み(シビレ)がある

    0~4個 まだ、大丈夫です。首と肩のストレッチをして動かしてください。
    5~8個 要注意です。椎間板ヘルニアになるかもしれません。
    9~12個 椎間板ヘルニアになっている可能性があります。
    念のために病院でレントゲンかMRIの診断を受けてください。
  • 医療で行われる検査

    X腺
    椎間板そのものは写らないが骨の変形を見るのに有効です。
    MRI
    椎間板の診断には、有効です。
    ヘルニアの様子が画像でよく分かります。
    ミエログラフィー
    造影剤を硬膜内に注射して神経の圧迫の度合いを見る方法。
    注射や薬剤を投与する。手術を考慮する場合必要なときもある。
    ディスコグラフィー
    ミエログラフィーに比べ、痛いことから行うことは少なくなった。
    外側型椎間板ヘルニアの診断には、適している。
    CT
    ヘルニアの骨成分を見るための撮影方法。
    ミエログラフィー(神経の圧迫を見る)やディスコグラフィー(外側型椎間板ヘルニアの診断)と合わせて撮影して比較することが多い。
  • 病院で行われる治療

    原則として保存療法
    神経根ブロック注射や硬膜外ブロック注射などもあります。
    手術の場合は、排尿困難が絶対的手術とされています。
    筋力の低下や激しい痛みを伴う場合も手術を考慮することもある。

  • 施術(せじゅつ)間隔や期間は、個人差があります。
    頚椎椎間板ヘルニアの場合、改善するまで少し期間が必要になる場合もあります。
    頚椎椎間板ヘルニアを改善させたいと思う方、相談されたいと思う方はお電話を
    090-1264-6066