原因は、次のようなことが考えられます。
Lumbar disc herniation
腰椎椎間板ヘルニア
-
腰が原因!腰椎
椎間板ヘルニア腰や脚に痛みやシビレといった症状がありませんか?
その症状は、腰椎椎間板ヘルニアかもしれません!
椎間板ヘルニアの症状によって、あなたのお仕事や生活に支障をきたしているのではないでしょうか?
仕事を休んで安静にしていても改善されない。
薬を飲んでも改善されないで不安に思ってはいませんか?
または、悩んでいませんか?
もう、良くならないのではないかと決め付けて将来を悲観しているのではないでしょうか?
悩んでも悲観しても始まりません。
まず腰椎椎間板ヘルニアの仕組みを理解うえで、的確な治療を行えば よいのです。
よく理解して克服していただけたらと思います。 -
椎間板について
椎間板は、背骨のクッションの役割をしている。
椎体と椎体の間にある円盤形状の線維性軟骨のことです。椎間板内部の中心には、髄核(ずいかく)と呼ばれているゼリ-状の物質があります。
この椎間板は、膠原線維(こうげんせんい)で形成されている弾力性にすぐれた丈夫な組織です。
その成分は、プロテオグリカンと水分です。このプロテオグリカンによって水分が蓄えられます。
注 プロテオグリカンとは、タンパク質の複合体の総称です。
髄核(ずいかく)は、コラ-ゲンとゼラチン状の物質から形成されています。
約7~80%の水分を含んだ柔らかい組織です。
髄核の成分は、グリコサミングリカン・ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸などです。
通常は、椎間板も髄核(ずいかく)も安定している為、 体を曲げたり伸ばす時も元の状態に収まります。このことを復元と言います -
椎間板ヘルニアとは?
腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛に加えて腰から脚の痛みやシビレを伴う症状です。
腰椎や骨盤のゆがみなどによって、クッションとなる椎間板が変形します。
変形した椎間板は、硬くなり元に戻らなくなってその位置からはみ出してくるのです。
はみ出した椎間板が周辺の血管や神経を刺激するので、坐骨神経痛のような痛みやしびれの 症状が現れます。
ヘルニアになりやすい場所は、主に腰椎3~5番です。
特に30~40代の年齢に多いのですが、最近は10代の若年層でもみられます。 -
腰椎椎間板ヘルニアの症状
腰痛を伴った脚の痛みや痺れなどの症状があります。
初めは、お尻から膝の裏まで張るような・筋肉痛のような痛みから、 焼けるような痛みやジンジン・ジワ―としたしびれが現れます。
その症状は、次第に膝から足首に掛けて、すねやふくらはぎの辺りにも広がって足首から指先まで坐骨神経痛の症状になります。
この頃になると、あまりの激痛のために眠れなって睡眠不足にもなるのです。
さらに歩くのでさえ辛くなってきます。また、血行が悪くなって足先が冷えることもよくあります。
こじらせてしまうと、麻痺して感覚が鈍くなって歩くことができなくなります。 -
当院の腰椎椎間板ヘルニアの施術法の紹介
当院のリエンダ-ベッドという椎間板ヘルニア専用ベッドを用いて施術を
行ないます。
まず、背筋や臀部の筋肉を中心に解します。
これにより固まった筋肉が動くようになり筋力の回復も見込めます。
次にベッドのけん引作用が歪んで詰った腰椎・骨盤と椎間板に対して解され痛
みやしびれを和らげます。
時には、テ-ブルのドロップ機構を用いて腰椎の関節を調整することで腰椎や
椎間板の歪みを調整いたします。
-
原因
-
仕事・日常生活・スポ-ツで
仕事で
長い時間立つ仕事をされている、または車に乗ることが多い。
椅子に腰掛けている時間長く、しかも浅く腰掛けている姿勢とっている。
腰を曲げた姿勢で荷物を持つことが多いことも原因です。
椅子から立ち上がるときや書類などを拾うときなども原因と考えられます。
日常生活で
また、日常生活の中でも原因があります。
まっすぐ足を伸ばして座っていませんか?
横座りをしたり、足を組んで座っているなどが原因としてあります。
顔を洗うときに前かがみになっていないでしょうか?
お掃除で腰を曲げている、洗濯物を干す際に腰を反らしすぎも考えられます。
ほかに咳やくしゃみが原因となることもあります。
スポ-ツで
スポ-ツや運動でよくあることですが、テニスやゴルフ・野球にサッカ-などで体をひねるのも原因の1つです。バレ-ボ-ルやバスケットボ-ルなど、ジャンプして着地の際に腰に負担を掛けています。 -
対策
○あまり動かないで安静にしていましょう。
○寝る体勢は、痛みが和らぐ横向きがよいでしょう。
○うつ伏せで寝る場合は、下腹部に枕かクッションを入れてみましょう。
○コルセットを巻きましょう。(金属の板が入っていないもので充分です)
○就寝の際もコルセットをしましょう。(両手の指が入るくらいで)
○無理して腰を伸ばさないようにしましょう。
○椅子に長い間、腰掛けないようにしましょう。
○痛みが強いときは、運動や体操を控えましょう。
○起きるときは、横向きになってからゆっくり起きましょう。
施術(せじゅつ)後に実行していただきたい対策方法を書きました。
これらの習慣からヘルニアになりやすい傾向にあります。
腹筋や背筋を鍛えると、かえって悪化する場合がありますのでお勧めできません。
運動や体操は痛みが和らいできたら、無理せずに体を慣らす感じで少しずつ始めましょう。 -
チェック表
□立つと腰が痛い。
□椅子に座っていると腰が痛む。
□腰・お尻周辺に痛みがある。
□朝、起き掛けに腰が伸ばしにくい。
□ときどき、ぎっくり腰になる。
□咳やくしゃみをすると腰が痛い。
□脚からつま先にかけて痛む・しびれる。
□体を捻ると腰や足の痛みやしびれがある。
□腰を反らすと腰や脚に痛みやしびれる。
□からだを前に倒すと、腰や脚が痛むまたはシビレがある。
□脚に力が入らない。(脱力感)
□寝るときに腰痛がある。
5~8個 要注意です。椎間板ヘルニアになるかもしれません。
9~12個 椎間板ヘルニアになっている可能性があります。
念のために病院でレントゲンかMRIの診断を受けてください。
-
医療で行われる検査
X腺
椎間板そのものは写らないが骨の変形を見るのに有効です。
MRI
椎間板の診断には、有効です。
ヘルニアの様子が画像でよく分かります。
ミエログラフィー
造影剤を硬膜内に注射して神経の圧迫の度合いを見る方法。
注射や薬剤を投与する。手術を考慮する場合必要なときもある。
ディスコグラフィー
ミエログラフィーに比べ、痛いことから行うことは少なくなった。
外側型椎間板ヘルニアの診断には、適している。
CT
ヘルニアの骨成分を見るための撮影方法。
ミエログラフィー(神経の圧迫を見る)やディスコグラフィー(外側型椎間板ヘルニアの診断)と合わせて撮影して比較することが多い。 -
病院で行われる治療
原則として保存療法
神経根ブロック注射や硬膜外ブロック注射などもあります。
手術の場合は、排尿困難が絶対的手術とされています。
筋力の低下や激しい痛みを伴う場合も手術を考慮することもある。 -
施術(せじゅつ)間隔や期間は、個人差があります。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、改善するまで少し期間が必要になる場合もあります。
腰椎椎間板ヘルニアを改善させたいと思う方、相談されたいと思う方はお電話を
090-1264-6066