回転性めまいと自律神経

query_builder 2024/06/18

今日は、回転性のめまいが酷いという女性が来院しました。

他に首の痛みと左手の痺れも訴えていました。


めまいでは、どうも季節に関係しているらしく5~6月の時期が来ると発症するらしい。

脳神経外科でのMRIは異常なしとのこと。

耳鼻科では、内耳の問題と言われているようです。


当サロンでは、まず目の動きを検査。

めまいの特徴である眼振というのが起こります。

上下・左右・斜め・時計反時計回りの目の動きを観察します。

左右の動きで目を中心に戻すときに僅かですが眼振が起こっていました。

回転性のめまいは、耳石が三半規管内に混入して起こります。


先ずは、頭の位置を左右それぞれ動かして30秒ほど維持します。

続いて体を顔を向けた側に変えてもらいます。同じく30秒。

少しめまいが落ち着いてきたところで。

直後にめまいが酷くなる。


別の原因も絡んでいました。

それは、頭部のむくみ。

特に左右の頭の横(側頭部)からこめかみにかけてむくみ(浮腫)が顕著に出てました。

このむくみはリンパの循環が悪くなっている状態です。

頭の縫合を緩めて、むくんでいるリンパの循環を促す施術を行いました。


更に頸椎の歪み(頸椎6番)の調整。

手の痺れもここの歪みが原因です。


その後、眼振は収まった様子でした。

継続する必要ありと伝えました。


むくむと体内の圧力が増大します。

高気圧だと症状は落ち着くのですが低気圧ですと身体の周辺の圧が下がるので症状が悪化してきます。

つまり、気圧の変化によって自律神経のリズムも狂ってくるのです。

最近では、「気象病」なんてことも言われていますね。

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健康長寿院
カイロプラクティック五十嵐

住所:神奈川県横浜市
金沢区富岡西1-15-2

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