金沢区の整体　高齢者の肩の痛み。その原因は？　脊柱管狭窄症だった。 | 整体は神奈川県、金沢区の健康長寿院 カイロプラクティック五十嵐 | ブログ

昨日、高齢者の女性が来院しました。

今回で3回目。

両肩の痛みであまり眠れず、相当に悩んでいました。

２回目までは主に両肩の肩関節が圧迫していました。

特に右肩関節が固着しているので、動かすと痛みが強い状態でした。

いずれにしても可動域を広げなくてはなりません。

そこで牽引を施すと少しずつ可動範囲が良くなってきました。

同時に痛みも和らいできたようです。

３回目となる昨日は、買い物をして手に荷物を持ったから、傷みが出てきたとのこと。

それもあるでしょうが。

良く動作を観察してみると、立ち上がる際にテーブルに手をついて、しかもほぼ全体重を腕掛けて立ち上がろうとします。

その動作が両肩の痛みを誘発する原因だと思いました。

さて、施術方針を変更。

脊柱管狭窄症を何とかしなくては。それと股関節に膝関節も。

脊柱管狭窄症は、腰だけに限らず股関節や膝関節にも影響が出ます。

脚の筋肉が硬くなり、可動域も悪くなるからです。

まずは、股関節を緩めて屈曲力を上げていきます。

膝関節も緩めます。

それによって下半身の力を回復させて足の力で立てるようにします。

それが出来れば立ち上がりの際に腕に荷重をかけての肩関節の負担が少なくなり痛みを誘発することもなくなります。

肩関節と脊柱管狭窄症の施術も行わなくては・・・。

まだまだ、掛かりそうです。

少しでも良くなるように頑張ります。